厚生労働省「平性25年国民健康・栄養調査」の結果によると、約8人に1人は朝食を欠食しているという結果になりました。
ここでいう欠食とは、
①食事をしなかった場合
②錠剤等による栄養素の補給・栄養ドリンクのみの場合
③菓子・果物・乳製品・嗜好食品などの食品のみを食べた場合
を指します。特に女性では③のケースが高い傾向があるようです。
1日3食食べることで以下のようなメリットが期待できます。
・脳に栄養が効率よく届き、集中力が高まる
・腸管が動くことで午前中のエネルギー消費量が高まる
(腸管も筋肉で作られているので)
また、1日1-2食になることでのデメリットもあります。
・1回の食事量が多くなりやすいためドカ食いになり、食後の高血糖を起こす
・食間が空くことで空腹の反動から早食い傾向になる
・必要以上に間食が増える
最近、朝ごはんが食のブームとなり、グラノーラなど手軽に食べられる食品が増えていますね。1日に食べる量を3食均等に分けて食べることが理想的ですが、朝、時間がなく朝食が食べられない人はこのような食品を活用することも良いでしょう。
また朝、食欲がない方は、夕食の量を少し減らしてみましょう。
翌朝の食欲に変化が出て、朝食の待ち遠しさが期待できるかもしれません。
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