top of page
logotitle191110.png
  • 戸塚西口さとう内科

栄養士コラム VOL.14 『油の質を意識しよう』

日本人は、見える油の2.5倍もの見えない油をとっていると言われます。

その油の材料である脂肪酸には大きく分けて飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類あり、

それぞれ体内で異なる働きをします。


飽和脂肪酸は肉類に多く含まれ、悪玉コレステロールや中性脂肪を増やす原因となります。一方、不飽和脂肪酸にはコレステロールを下げる働きなどがあり、オリーブ油やごま油などに含まれる一価の不飽和脂肪酸と、青魚に多く含まれる多価の不飽和脂肪酸があります。

できれば飽和脂肪酸は控えめに不飽和脂肪酸は積極的にとりたところですが、脂肪は高エネルギーなので摂りすぎると肥満の原因になるため、油を摂る量を増やすのではなく油の質を意識してバランスよくとることが大切です。



最新記事

すべて表示

栄養士コラム VOL.58『お正月太り、大丈夫でしたか?』

1年で一番ご馳走を食べる機会の多い、華やかな季節です。 しかし、この時期をきっかけに、体重が増えて戻らなくなることもあります。一時的な食べ過ぎは、日常生活に戻れば体重に大きな影響はないでしょう。 しかし、多めに食べることが習慣となってしまうと、体重に影響が出やすくなります。早めに食生活を立て直すポイントをまとめました。 お心当たりがある場合は参考にして頂けたらと思います。 栄養バランスを見直す 栄

栄養士コラム VOL.57『年末年始の過ごし方のコツ』

心地よい冬晴れも続くようになりました。 この時期はごちそうを食べる機会も増えて華やかな季節です。 しかし、その一方で、体重や血糖コントロールを難しく感じることもあるかもしれません。そんな年末年始でも過ごし方を少し工夫することで、体の軽やかさを保つことができますので、いくつかご紹介します。 おもちの数を気にしてみましょう 四角い切り餅(50g市販の個包装)なら2つでご飯茶碗1杯(150g)とほぼ同量

栄養士コラム VOL.56『めん ひと工夫して食べてますか?』

紅葉が鮮やかな季節となりました。 秋が深まり気温が少しずつ下がってくると、ラーメンやうどんなど温かい汁物が美味しく感じられます。 めん類は、種類も豊富で多くの方に好まれる食べ物です。 しかしその一方で、次のような特徴もあります。 ・塩分が多い(特に汁)、 ・炭水化物や脂質が多くなりやすい ・たんぱく質や野菜が少なりやすい この特徴から、めん類は食事バランスが乱れやすいとも言えます。 バランスが乱れ

bottom of page