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戸塚西口さとう内科

栄養士コラム VOL.39 『加工食品の塩分について(干物編)』

食事療法で医師から減塩をすすめられたり、また、その予防のために減塩を意識する方にとって、身近な食品にどのぐらいの塩分が入っているのかを知っておくことは、とても大事です。

今回は一般的に塩分が多いとされる、アジの干物と塩サケに含まれる塩分量をまとめました。

生魚の塩分量と比較もしてみましょう。



高血圧等で塩分を控えましょうと言われた場合、1日あたりの食塩摂取量の目標量は6gとなります

これを3食均等に摂るとすると、1食あたりの食塩量は2g程度になります。

例えば、塩サケ・辛口80gを食べると、1食の目標量をオーバーしてしまうことになります。

また、マアジ・開き干しでは1.5gですが、これにお味噌汁(塩分量約1.5g)を一緒に食べると塩分量は3gとなり、同じく1食あたりの塩分目標量2gをオーバーしてしまいます

できれば生魚や甘塩を選びましょう。また小さく切って1度に食べる量を調整するのもよいですね。

また、生魚でも、お醤油たっぷりでの煮物は塩分が高くなります。味付けは表面だけにすると減塩になります。下味なしで、仕上げにたれや味噌を塗ったり調味料をからめるのもよいです。中は薄味でも、表面だけに味がつくようにすると美味しいと感じることができます。

干物を食べる時は甘口にしたり、少量にする工夫をしましょう

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