top of page
logotitle191110.png
  • 戸塚西口さとう内科

栄養士コラム VOL.37 『加工食品の塩分について(練り製品編)』

私たちの毎日の生活では、動物・植物の天然の物のみならず、加工済みの食品も多くあります。

魚を使った練り製品や、肉を使ったハムやソーセージなどはおなじみですね。

これらは、日持ちがしたり、調理時間が短くすぐに食べられたりと便利な食品です。

しかし、その一方で、塩分が多く含まれていることも特徴のひとつです。

今回は代表的な練り製品の塩分をまとめました。



はんぺんは塩分量が高く、1枚で1.5gと多くなっています。

高血圧等で塩分を控えましょうと言われた場合、1日あたりの食塩摂取量の目標量は6gとなります。

これを3食均等に摂るとすると、1食あたりの食塩量は2g程度になります。

例えば、はんぺんを2枚食べると、1食の目標量をオーバーしてしまうことになります。

ですので、小さく切って、1度に食べる量を調整してみましょう

その他の製品も、0.6g程度の塩分となっています。

一度に沢山食べると同じく目標量をオーバーしやすくなるので、少量を楽しみましょう。

また、しょうゆを付けるとさらに塩分は上がりますので、注意が必要です。

最近では、ちくわ、はんぺん、かまぼこなどで塩分をカットした商品もあります。

練り製品は、1回に使う量や回数を調節して、上手に利用しましょう

最新記事

すべて表示

栄養士コラム VOL.58『お正月太り、大丈夫でしたか?』

1年で一番ご馳走を食べる機会の多い、華やかな季節です。 しかし、この時期をきっかけに、体重が増えて戻らなくなることもあります。一時的な食べ過ぎは、日常生活に戻れば体重に大きな影響はないでしょう。 しかし、多めに食べることが習慣となってしまうと、体重に影響が出やすくなります。早めに食生活を立て直すポイントをまとめました。 お心当たりがある場合は参考にして頂けたらと思います。 栄養バランスを見直す 栄

栄養士コラム VOL.57『年末年始の過ごし方のコツ』

心地よい冬晴れも続くようになりました。 この時期はごちそうを食べる機会も増えて華やかな季節です。 しかし、その一方で、体重や血糖コントロールを難しく感じることもあるかもしれません。そんな年末年始でも過ごし方を少し工夫することで、体の軽やかさを保つことができますので、いくつかご紹介します。 おもちの数を気にしてみましょう 四角い切り餅(50g市販の個包装)なら2つでご飯茶碗1杯(150g)とほぼ同量

栄養士コラム VOL.56『めん ひと工夫して食べてますか?』

紅葉が鮮やかな季節となりました。 秋が深まり気温が少しずつ下がってくると、ラーメンやうどんなど温かい汁物が美味しく感じられます。 めん類は、種類も豊富で多くの方に好まれる食べ物です。 しかしその一方で、次のような特徴もあります。 ・塩分が多い(特に汁)、 ・炭水化物や脂質が多くなりやすい ・たんぱく質や野菜が少なりやすい この特徴から、めん類は食事バランスが乱れやすいとも言えます。 バランスが乱れ

bottom of page