運動は楽しくなければ続かない
運動療法は過度な負荷をかけた運動を継続的に行うことが理想ですが、普段運動をしない方や、運動が嫌いな方にとって「理想的な運動」はこなすだけで精一杯でしょう。また自宅での運動は単純で黙々と行うことが多いので、途中でやめてしまう方をよくお見受けします。運動療法は理論というよりも、いかに遊びの要素を取り入れながら、楽しく身体を動かしてもらうかが長続きの鍵なのです。
誰もが楽しく夢中になれるTVゲームの中には、リズミカルに身体を動かして、気軽にエクササイズができるものも増えています。
子供だけでなく大人も一緒に楽しく遊べるTVゲームは、運動に取り組むきっかけとして見逃す手はありません。
ただ、最初はあまり激しい動作は控えて、徐々に負荷をかけるやり方がよいでしょう。お子さんやお孫さんがいる方では、一緒に遊んで得点を競うことで次第に運動量が増え、モチベーションも上がると思います。
毎日30分程、時間を決めて家族とゲームに興じる習慣をつけてみるのはいかかがでしょうか。

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