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栄養士コラム VOL.48 『気にしていますか?プリン体』

執筆者の写真: 吉井 淳治吉井 淳治

テレビやCMなどでも話題に上るプリン体。

なんとなく体に悪いことはわかりますが、では一体どういった食品に含まれ、何が良くないのか。

今回はそんなプリン体についてご紹介したいと思います。

①プリン体って?

プリン体とは私達の身体の細胞にある成分の1つです。あらゆる生物の細胞内に存在するため、実はほとんどの食品に含まれています。また食品から摂取するだけでなく、体内でも日々産生されています。 プリン体が体内で過剰に増えることにより尿酸値が上がり、結果として痛風などの症状が表れます。

②プリン体の摂取量

高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(第2版)によるとプリン体の1日の目安量は400mgと言われています。プリン体は大きくわけて白子・レバー等と言った食物を摂取することによって増えるもの(外因性)とカロリーの過剰摂取が原因となり体内で作られるもの(内因性)の2つに分けることができます。このことからもプリン体を多く含む食材の摂りすぎを防ぐことはもちろんですが、カロリーの過剰摂取にも気を付けなければならないことがわかります。

③食品のプリン体含有量(100gあたり)

では、最後にプリン体が比較的多く含まれている食品をご紹介したいと思います。



このように食材によって大きく含有量が異なります。賢く選んでプリン体の摂り過ぎを防ぎたいですね。

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