前回は水分補給の重要性について取り上げましたが、今回は何で水分補給をしたらよいかについて取り上げたいと思います。
運動をしない場合には水やお茶で水簿補給を行い、コーヒーやアルコールは利尿作用があるため水分補給として飲むのは控えましょう。
運動をして汗を大量にかく場合にはナトリウムも一緒に補給することが大切です。 しかし、一般的なスポーツ飲料は果糖やブドウ糖を含んでいるため血糖値や中性脂肪が気になる方には適しません。最近では人工甘味料を使用した0kcalのスポーツ飲料が販売されているのでスポーツドリンクを飲む場合には栄養表示を確認して選ぶようにしましょう。ちなみに…0kcal、ゼロ、ノン、レスと表示されている飲料は100mlあたり5kcal未満となっています。
減塩に取り組んでいる方は水分でナトリウムを補給することに抵抗があるかもしれませんが、熱中症のような急性の症状と血圧のコントロールのような長期的に治療する疾患は分けて考えるべきなので、大量の発汗時にはナトリウムを補給し、食事の際は減塩に取り組むようにしましょう。
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