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レントゲン検査と被ばく

2011年3月の震災以降、放射線被ばくがより身近なものになり、不安な日々をお過ごしの方も多いと思います。 中にはレントゲン検査を拒否する方もいます。

 レントゲン検査を知っていただき、必要時は安心して受けていただけるよう、以下の文は簡単な解説です。

 

●我々が日常生活上に浴びる被ばく量は?

意外と知られていませんが、放射線は自然界にも存在し、地域や地質にもよりますが大地から1年間に0.46mSv(ミリシーベルト)、また、宇宙からの放射線(宇宙線)で1年間に0.38mSv、その他空気から等1.5mSv程の被ばくを受けます。よく飛行機に乗られる方は地上の数倍の宇宙線を浴びることになります。

 

●レントゲン検査による被ばく量は?

胸部で0.1mSv、CT検査で20mSv以下程度です。勿論、照射部位以外に直接被ばくする事はありません。

 

●人体が白血病やガンになると言われている放射線量は?

一度に1000mSvを超える量と言われています。胸部レントゲンを一度で一万回撮らな ければ超えることはありません。

 

●妊婦の胎児に対する影響は?

妊娠週により若干異なりますが、妊婦が腹部に直接一度に100mSvを超える量を浴びなければ、影響はないと言われています。ただ妊娠中や妊娠の可能性のある場合、緊急時以外は避けた方が良いでしょう。検査を受ける前に医師に相談してください。

 

●結論

上記によりレントゲン検査で被ばくする量は心配しなくても良い量だと言うことが解ります。余談ですが、我々が生活する中で自然に吸い込んでいる排ガスなどの発ガン率の方がはるかに高いと統計上でも証明されています。

レントゲン検査は肺炎・肺ガン・腸閉塞等の早期発見のため必要な場合もあります。安全だからどんどん撮ってくださいというのではなく、怖い病気を発見するために必要時は安心して撮ってください。