戸塚西口さとう内科 糖尿病 腎炎 腎不全 甲状腺

栄養士コラム

栄養士コラム VOL.23 『加工食品の塩分量』

 

厚生労働省から報告される「日本人の食事摂取基準2015」では、ナトリウム(食塩相当量)について、高血圧予防の観点から、男女とも値を低めに変更されました。

18歳以上男性:2010年版 9.0g/日未満 → 2015年版 8.0g/日未満

18歳以上女性:2010年版 7.5g/日未満 → 2015年版 7.0g/日未満
(高血圧、心疾患、腎疾患など減塩の必要な方の塩分目標量は6g未満とかわりません)

 

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加工食品は保存をよくするために食塩を添加したりするため塩分が多い食品ですが
どうしても使用する場合は調味料代わりとして使用し他の調味料は控えるよう工夫すると良いでしょう。

 

≪加工食品を用いた調理例≫

  • ハムエッグ
  • ウインナーやハムを使った野菜いため
  • 塩鮭と白菜、人参、きのこ、しょうがを使用してホイル焼きに

 

 

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塩・しょうゆどの調味料は使用しない
(こしょうは塩分がないのでOK)

栄養士コラム VOL.22 『めん類の食べ方』

 

今回はめん類の食べ方について考えてみましょう。vol22 figure1
下記のような食べ方をしている人はいませんか?

 

 

ラーメンとチャーハン、うどんとおにぎりの組み合わせで食べる → ×

食後すぐに血糖値を上げるのは炭水化物です。めん類とごはんは主に炭水化物を含む食品ですので、食後の高血糖につながると考えられます。たんぱく質の供給源となる魚、肉、卵、大豆製品、そして、ビタミン・ミネラルの供給源となる野菜、きのこ、海藻類と組み合わせて食べることをお勧めします。めん類を食べるときは野菜摂取が不足することが多いため注意しましょう。

スープはすべて飲む → ×

ラーメンのスープは1杯あたり8g程度の塩分が含まれています。糖尿病や高血圧の患者さんは塩分摂取量を1日6g未満にすることが目標なので、ラーメンの塩分と比較するとかなり塩分が多いことがわかります。うどんやそばも同様に、スープは必ず残すようにしましょう。

クリーム系のパスタを選ぶ → ×

パスタは具やソースによってエネルギーはまちまちで、和風のパスタは比較的低エネルギーです。エネルギーの高いカルボナーラやクリーム系のソースは控えてください。また、「オリーブオイルは積極的に摂ったほうが良い」と思われている方も多いですが、エネルギーはサラダ油と一緒なので、使う量には注意が必要です。

めん類は噛まずに飲み込むように食べている → ×

つるつるとのどごしが良いので、早食いしてしまい、つい食べ過ぎてしまいがちです。めん類を食べるときも、良く噛んでゆっくり食べることを心がけましょう。

 

◆ まとめ ◆ ・主食+主食の組み合わせはせず、栄養バランスに気を付けて食べる ・スープは残す ・クリーム系のパスタは高エネルギーのため控える ・良く噛んでゆっくり食べる

 

ちなみに・・・

めん類の1食あたりの摂取目安量 (指示エネルギー:1800kcalの場合)

うどん(ゆで) 320g
うどん(干し) 80g
そば(ゆで) 240g
スパゲティ―(ゆで) 200g
スパゲティ―(干し) 80g
中華めん(蒸し) 160g

計量して食べましょう!

栄養士コラム VOL.21 『宅配弁当の利用』

 

仕事が忙しく、栄養を考える余裕がない。単身赴任で自炊できていない。高齢の一人暮らしで3食作るのが難しいなど・・・。食事療法をあきらめてしまっている方はいらっしゃいませんか?そんな方はエネルギーや塩分が調整された宅配弁当を利用してみてはいかがでしょうか?
宅配弁当にはいくつかのタイプがあります。

  • 冷凍タイプ・・・まとめて受け取ることができ、仕事が忙しい方にもおすすめです。
  • 冷蔵タイプ・・・毎日、受け取ります。独居の高齢者におすすめです。
  • 常温タイプ・・・常温で長期保存できるものです。家にストックしておくと便利です。

宅配弁当自分の生活状況に合わせてうまく利用してみましょう。実際に弁当を視覚や味覚で確認することで、エネルギー調整や栄養バランス、味付けの仕方などの参考にもなります。企業によってさまざまなタイプのものがあります。それぞれの方に合ったものをご紹介しますので、お気軽に当院にてご相談ください。

栄養士コラム VOL.20 『低エネルギー表示について』

 

今回は前回のテーマであった「低エネルギー甘味料を使用した商品に見られる栄養表示」について ご紹介します。

 

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「ノンカロリー」「カロリーゼロ」と表示されている商品は100ml(g)あたり5kcal未満です。

 

同様に、「カロリーオフ」「低カロリー」「カロリー控えめ」と表示されている商品は100ml(g)あたり20kcal未満で、 例えば500ml入りのペットボトル1本を飲むと、最大で100kcal近くの摂取量となり、 無意識に摂るには無視できないエネルギー摂取になってしまいます。

 

また、甘さ控えめというような味に関する表示は栄養基準上明確な規則がなく、 エネルギー量が配慮されていないことがあるので注意をしましょう。

 

商品に強調して書かれている表示だけで判断するのではなく、 きちんと栄養表示を確認する習慣があると良いですね。

栄養士コラム VOL.19 『低エネルギーの甘味料』

 

近年、健康志向が高まっており、低エネルギーの菓子や飲料がいろいろ売られています。それらに使用されている甘味料はどんなものかご存知ですか?今回は低エネルギーの甘味料についてご紹介します。どうしても甘いものがやめられない・・・という方は、これらの甘味料やこれを利用した食品をうまく取り入れていくことも良いでしょう。

 

ステビオシド

キク科の植物であるステビアから抽出された天然の甘味料です。ショ糖(砂糖)の100~150倍の甘みがありながら砂糖より低エネルギーです。

 

 

アスパルテーム

アミノ酸から生まれた人工甘味料です。エネルギーは砂糖と同じですが水に溶かすと砂糖の約160倍もの甘みがあるため、結果的に低エネルギーの機能をもつことになります。

 

キシリトール、ソルビトール、マルチトール

ブドウ糖や麦芽糖、白樺の芯などを原料につくられた化合物です。低エネルギーであるほか、虫歯菌のえさになりにくいので虫歯予防としても注目されています。

 

オリゴ糖

胃や腸などの消化器官ではオリゴ糖を分解する酵素がないため、分解されずに大腸まで届き、ビフィズス菌などの善玉菌の栄養になります。そのため、便秘予防にも役立ちます。

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