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栄養士コラム

栄養士コラム VOL.49 『素麺に含まれる糖質について』

 

vol49 figure01暑い日が続き、素麺を美味しく頂ける季節となりました。
今回は、素麺に含まれる糖質量を調べました。
ごはん1杯(糖質量55g)と比較しながら見ていきましょう。

 

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※そうめん ひやむぎは1束が50gのことが多いようです。一度ご使用のものを確認してみましょう

 

そうめん(乾麺)1束(50g)の糖質量は36gとなっています。
通常1人前とされることの多い2束ですと、糖質量は73gとなり、ごはん茶碗1杯分の糖質量よりも多くなります。
1回に1.5束程度にすると、ご飯茶碗1杯程度と同量の糖質量となります。 糖尿病の治療中の方や血糖値が上がりやすい傾向の方は、量を調節しましょう。

 

また、めん類は主菜や副菜が摂りにくい傾向があります。
肉、魚、卵、大豆製品を含むおかずや、野菜も用意するとお食事バランスも整います。
ひと工夫して栄養素をしっかり摂り、夏を乗り越えましょう。

 

まとめ

ごはん1杯(150g)分の糖質量は、素麺だと75g(1束50gの場合1.5束)です
麺だけでなく、肉、魚、卵、大豆製品を含むおかずや、野菜も用意しましょう

 

栄養士コラム VOL.48 『気にしていますか?プリン体』

 

テレビやCMなどでも話題に上るプリン体。vol48 figure01
なんとなく体に悪いことはわかりますが、では一体どういった食品に含まれ、何が良くないのか。
今回はそんなプリン体についてご紹介したいと思います。

 

①プリン体って?

プリン体とは私達の身体の細胞にある成分の1つです。あらゆる生物の細胞内に存在するため、実はほとんどの食品に含まれています。また食品から摂取するだけでなく、体内でも日々産生されています。 プリン体が体内で過剰に増えることにより尿酸値が上がり、結果として痛風などの症状が表れます。

 

②プリン体の摂取量

高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン(第2版)によるとプリン体の1日の目安量は400mgと言われています。プリン体は大きくわけて白子・レバー等と言った食物を摂取することによって増えるもの(外因性)とカロリーの過剰摂取が原因となり体内で作られるもの(内因性)の2つに分けることができます。このことからもプリン体を多く含む食材の摂りすぎを防ぐことはもちろんですが、カロリーの過剰摂取にも気を付けなければならないことがわかります。

 

③食品のプリン体含有量(100gあたり)

では、最後にプリン体が比較的多く含まれている食品をご紹介したいと思います。

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このように食材によって大きく含有量が異なります。賢く選んでプリン体の摂り過ぎを防ぎたいですね。

栄養士コラム VOL.47 『フレーバーウォーターについて』

 

気温もぐんぐん高くなって、冷たい飲み物を飲む機会も多くなってきました。vol47 figure01

最近人気の高い清涼飲料水に「フレーバーウォータ―」と呼ばれるものがあります。

フレーバーウォーターの特徴をご紹介します。 

特徴1 見た目は無色透明です(水やミネラルウォーターと同じです)。 

特徴2 味は一般的に薄味で、後味がすっきりしています。 

特徴3 ミネラルウォーターと同じブランドで発売されることが多いです。

その場合、フレーバーウォーターのパッケージは、同一ブランドのミネラルウォーターと似ています。

次にフレーバーウォーターとミネラルウォーターの成分を比較しました。

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両者の見た目は非常に似ていますが、成分は大きく違いがあることが分かります。

ミネラルウォーターには炭水化物は含まれていませんが、フレーバーウォーターには炭水化物が含まれています。

フレーバーウォーターはミネラルウォーターと間違えて購入される事例もあるようです。

飲み物に含まれる炭水化物は、特に血糖値が上がりやすい傾向があります。 血糖値が高めの方は留意しましょう。

 

“フレーバーウォーターには炭水化物が含まれています“

(見た目はミネラルウォーターと似ているので留意しましょう)

 

栄養士コラム VOL.46 『知っていますか?ドレッシングの塩分量』

 

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暖かい季節になり、葉物野菜も美味しくなってきました。新鮮な旬の野菜を美味しく食べるサラダを皆さんも召し上がる機会が増えているのではないでしょうか?

しかし、その時に気を付けたいのがドレッシングの使い方です。何気なく使っているドレッシングですが実は隠れたデメリットが潜んでいるのです。その代表的なものが『塩分』です。せっかく健康的な食事と心がけてもドレッシングを使いすぎることによってたちまち高塩分の食事に変わってしまいますので留意しましょう。

今回は、代表的なドレッシングのカロリーと塩分をご紹介したいと思います。

 

①代表的なドレッシングのカロリー・塩分量(大さじ1杯あたり)

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中くらいのサラダボウルにドレッシングを一周かけるとおおよそ大さじ1杯程度になると  言われています。1日の食塩摂取量(目標6g未満)を考えても大さじ1杯くらいが妥当な  ドレッシング量と言えるでしょう。

 

②気を付けよう!ノンオイルの落とし穴

vol46 figure03 上の表をみてもわかるように同じドレッシングでも種類によってカロリーや塩分にバラつきがあるのがわかります。よく見かける『ノンオイル』のドレッシングはカロリーを抑えることは出来ますが実はその分塩分が上がってしまい一長一短となっています。選ぶときには成分表を正しく確認し、適切なものを選ぶようにしましょう。

栄養士コラム VOL.45 『スポーツドリンクに含まれる炭水化物量について』

 

vol45 figure01温かい日も増えて、スポーツをするにもよい季節ですね。

そこでスポーツドリンクに含まれる炭水化物量を調べました。

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スポーツ飲料にも糖質が含まれていることが分かります。

血糖値が上がりやすい方や高血糖で治療中の方は留意しておくことが望ましいです。

 

最近では、健康面を考慮した、糖質を控えた商品も多く見かけるようになりました。

上記の各関連商品の糖質量は以下のようでした。

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関連商品のほうは糖質が控えてあることが分かります。

<まとめ>スポーツ飲料水には、炭水化物が含まれています。

vol45 figure04血糖値が上がりやすい方や高血糖で治療中の方は留意しましょう。

ゼロと書いてあっても、糖質が入っていないということではありません。

1日1本程度にしましょう。

 

 

 

 <糖質の強調表示について>(参考:消費者庁栄養表示基準)

ノン・ゼロ・無・フリーという表示の文言は、 飲料100ml当たり、エネルギー5kcal、糖質0.5g未満の場合、表示ができます。

飲料500ml1本では最高でエネルギー25kcal、糖質2.5g含まれる可能性がます。

※ノン・ゼロ・無・フリーと書いてあっても、糖質が入っていないという意味ではありません